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外壁塗装

現在、建物の外壁の種類としてはサイディング、モルタル、ALC、RC等がありますなかでも最も一般住宅に使用されているのがサイディングです。

サイディングも「窯業系サイディング」「金属系サイディング」と二種類にほぼ分類されています。


 

窯業系サイディング

サイディングの中で一番多く使われているのが窯業系サイディングです。
セメント質と繊維質を主な原料にして 板状に形成した外壁材で硬質、密度が高いために遮音性・耐震性・防火性などに優れています。しかし、サイディングの継ぎ目に施こされたシーリング材の劣化によるひび割れや剥がれ等で雨漏りの原因となることや、素材が水分を吸いやすいため、変形、割れ、寒冷地特有の凍害による破裂のなどの問題が生じやすく、最悪張替えになってしまったケースもあります。

そうなる前にサイディング継ぎ目のシーリング材の割れ、やせなどの点検、表面の防水機能の低下のよる変形、汚れ、破裂等の点検確認が重要となってきます

また10年毎にシーリング材の「打ち替え」(既存を撤去して、新たに施工し直すこと)と塗装でサイディングの「防水効果上げて表面を保護」することが窯業系サイディングにはとても大事な事です。

シーリング工事(撤去、注入)   作業工程のご紹介 ⇒

   
 

金属系サイディング(ガルバリウム鋼板サイディング・アルミサイディング)

成形したスチールの板などを表面に、裏に断熱材を入れたものです。
窯業系サイディングと比較して、約25倍の断熱効果があるほか、軽量で建物への負担が少ないことが特徴です。防水性能も高く、経年劣化によるヒビ割れの心配もありません。逆に金属材の弱点もあります錆の発生(アルミニウムの場合は錆びにくい)、傷が付きやすい、熱を伝えやすい、熱による変形、遮音性が低いなどです。

窯業系製品と異なって極度の損傷や腐食は低いですが それでも放置経過年数や立地条件などによって既存塗膜の劣化・汚れ、白サビの発生などのケースが多く確認され、一般に錆びないと言われる非鉄金属系製品も、少しずつ自然環境の影響をうけることで変化しています。

金属系サイディングボードの塗替えを望まれる一番の理由は「汚れてしまった外観に美観を取り戻す」ためのケースが大半です。


 
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